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クロス (紋章学)
クロス(、、)は、紋章学における、幅広の帯が垂直に交わり、4本の腕がシールド又はフィールドの上下左右の端までわたる十字の形をしたチャージである。フェスとペイルを交差させたものと捉えることもできる。また、十字を取り入れたチャージの総称である。チーフ、フェス、ペイル、ベンド、シェブロン及びサルタイアーに加えて、紋章学の基本的なオーディナリーのうちの1つである〔''The Elements of Heraldry'', p.34〕。キリスト教との関係を意味することも多い。 == 解説 == もっとも基本的なクロスの形状は、4本の腕の長さがほぼ均等で、交点はエスカッシャンのほぼ中央、すなわちフェス・ポイントを通過するものとされているが、エスカッシャンの形状にも影響されるため、ほとんどの場合縦の腕よりも横の腕のほうが短い〔。クロスの幅はフィールドの5分の1程度とされ、クロスの上に更に別のチャージが重ねられている場合は3分の1程度である〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クロス (紋章学)」の詳細全文を読む
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